【商品紹介】
この本は、原発の事故をきっかけに制作されました。
原子力発電、放射能の危険さをお子さんでも理解できるように
童話形式で表現されています。
ぜひ、お読み頂きたい一冊となっております。

地震で津波の被害にあい、
原子力発電所が爆発して放射線汚染してしまった
瓦礫(がれき)から作られたマッチを売る少女のお話です。

少女は大人になり、かわいい女の子を授かりましたが、
知らないうちにマッチで被爆してしまった子どもを救うために、
世界中を駆け巡りながらひたすら勉強するのでした。

子どもは、救われたのでしょうか？
気になる続きは、本編でお楽しみください。


　作者の「田舎の農ぼーい」さんは、とてもまじめで誠実な若い農業家です。農業の未来を一生懸命夢見て行動しています。しかし彼が深く考えても、想っても。心を使っても、遣っても。自ら行っても、試してみても。「農業」「食」の問題は大きく彼の前にそびえて拡がっているようです。そこに原発事故はあまりにも悲しく思えました。しかし、この絵本の後半の幸福感はどこから来るのでしょう。
　作者の未来や世界、人間を信頼する、絶対的なポジティビティーに喝采です。-一見ブットンで見えるけれど-彼の認識力の確かさは必ず、幸せを私達に導きそうです。
　最後ですが、なにげにさりげないけれど美しくて、かわいらしいタッチ。インパクトのある画風、柚木ミサトさんの絵に乾杯です。！！
　ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　推携：精巧堂出版　越中　奉

【登録情報】
版型:A5判・22頁
発行日:2012年8月
作:田舎の農ぼーい♪
絵:柚木 ミサト
仕掛け人:まのび放送局
制作協力:ワイルドすぎちゃうスポンサー