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オンデマンド出版への取り組み──必要とする人に、必要な本を届けるために

精巧堂ストアでは、「良い本を必要とする人に届けたい」という思いを大切にしています。その中でも特に力を入れているのが、シュタイナー関連書籍の取り扱いです。一般的に見ればニーズが多いジャンルではありませんが、シュタイナーを学ぶ方、シュタイナー教育を深めたい方にとっては、どれもが貴重な一冊です。 ◆ 自費出版が多いという現実精巧堂ストアで取り扱っているシュタイナー関連書籍の多くは、著者や有志の方々による自費出版です。一冊の本を出版するには、想像以上に多くの時間と費用がかかります。そのため、品切れになってしまっても、個人では増刷に必要な資金を用意できないケースが少なくありません。しかし、読みたいと思っている方がいるにもかかわらず、その本が手に入らないという状況は、あまりにも残念なことです。書籍の内容が必要とされている限り、できるだけ多くの方の手に届く形にしていきたい――私たちの取り組みは、そんな思いから始まりました。 ◆ 金銭的ハードルをなくすための「オンデマンド出版」そこで秋田精巧堂では、金銭面でのハードルを取り除くためにオンデマンド増刷に取り組んでいます。特に、増刷にかかる費用は秋田精巧堂が負担することで、著者や関係者の経済的負担をなくし、必要な本を必要なときに提供できる仕組みを整えています。これまでに、・ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー・子どもの魂の健康といった書籍をオンデマンドで増刷し、多くのお客様から好評をいただいています。 ◆ お客様の声が、次の一冊を生むオンデマンド出版は、必要とされている本を確実に届けるための方法です。これからも、お客様が求める書籍を増刷していくために、ぜひリクエストをお寄せください。私たちは、貴重な知識や学びの書籍を、未来へつなぐ架け橋でありたいと考えています。 ○増刷のリクエストは、こちらからどうぞ!お問い合わせページ ○ご紹介した書籍のお求めは、こちらからどうぞ!・ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー・子どもの魂の健康

光と色彩が響きあう──あたたかな手ざわりの水彩画用紙

私たちは、シュタイナー教育の学校や小規模な学びの場で活動している方に、ぬらし絵でも安心して描ける水彩画用紙を長年提供してきました。精巧堂ストアの旧サイトでは取り扱いしていましたが、このたび、こちらの新サイトでもお買い求めいただけるようになりました。この水彩画用紙は、ほんのりうすいクリーム色で、生成りを感じさせるやさしい色味が特徴です。しっかりとした厚みとやわらかな凹凸を持ち、絵の具のにじみや重なりを豊かに受けとめてくれます。水を含んだ筆が紙の上をゆっくりと動くと、絵の具が呼吸するように広がり、思いがけない色の表情が生まれます。シュタイナー教育で大切にされている「色の体験」や、呼吸するような描画にもぴったりです。赤・青・黄といった純粋な色をゆっくりとにじませる「ぬらし絵」では、光と色の関係を体験として感じ取ることができます。色が混ざり合いながら生まれる中間色の美しさや、明るさと陰の調和を、子ども自身の感覚で見つけていく過程をやさしく支えてくれます。子どもたちが自由に色を感じ取り、動きやリズムを表現するときも、紙のやわらかな質感がその感性をそっと受けとめてくれます。ほどよい厚みがあるため波打ちが少なく、ぬらした紙にも安定感があります。淡い透明水彩から、重ね塗りの深いトーンまで、美しく発色してくれるのも魅力です。また、この厚みは作品として長く残すのにも安心です。授業の記録として、また家庭での創作アルバムとしても、美しい思い出をとどめることができます。一枚一枚に、手を動かす喜びが宿る――そんな水彩画用紙です。季節の自然を描いたり、フォルメンの色の流れを探ったり、授業や家庭での創作時間にぜひお使いください。   ○販売ページ水彩画用紙 – 精巧堂ストア

黒の世界に描く──新しい表現に想像がふくらむ

表紙も本紙も、すべてが黒。深いマットブラックに包まれたこのノートは、ただの筆記具ではなく、“描くためのキャンバス”です。本紙には、ベルベットのようにやわらかな手触りと、ほどよいざらつきが特徴のラシャ紙を使用しています。クレヨンや色鉛筆、不透明サインペンが心地よく紙にのります。   ■ さまざまな画材で楽しむ・クレヨン画や色鉛筆画に。黒地が色を引き立てます。・ポスカやゲルインクペンで描けば、発色の美しさが際立ちます。・コンテを使えば、黒板アートのような柔らかなタッチも表現可能。・スクラップブックのように写真や切り抜きを貼っても、深い黒が素材をきわ立たせます。 ■ 黒に描く、光の表現黒い紙に普通の黒鉛筆を使用すると、描いた部分が銀色に反射して浮かび上がるように見えます。光のあたり方によって濃淡や線の表情が変化し、金属板に描いたような繊細で味わいのある風合いに。思いがけない“光の絵”が現れるのも、このノートならではの楽しみです。 ■ 星空の観察やフォルメン線描にもこのノートは、シュタイナー学校の授業で使用されているエポックノートと同じ仕様になっています。授業で月や星などの天体の運行を観察したり、雪の結晶を描いたりするのにもぴったりです。また、フォルメンを描く際にも、黒板に描くような感覚を体感することができます。 ■ あなたの創作を、黒で包む描く、貼る、書く──。どんな使い方でも、黒がすべてを受け止め、際立たせてくれます。アイデアスケッチにも、アートワークにも、思考の記録にも。黒のノートで、あなたの表現を“光と影の世界”に広げてみませんか? ○販売ページエポックノート《黒》 普通判 – 精巧堂ストア

学校法人 シュタイナー学園

神奈川県にある「学校法人 シュタイナー学園」をご紹介します。自ら考え、自ら感じ、自らの意志で行動できる人、どんな時代でも自分らしく歩んでいける「生きる力」を持った人を育てます。私たちシュタイナー学園は、自然豊かな藤野の地で、ルドルフ・シュタイナーの教育理念に基づき、子どもの成長・発達に合わせた小中高12年間一貫の芸術性豊かなカリキュラムにより、“あたま”と“こころ”と“からだ”のバランスのとれた、どんな時代・どんな環境においても、自分の人生を、自分らしく生きていける、ほんとうの意味で自立した「自由な人間」を育てることを目指しています。発達段階に合わせた12年間一貫教育シュタイナー学園では、12年間にわたる小中高一貫教育を行っています。シュタイナー教育独自の人間観に基づき、学年ごとの子どもの発達段階に合わせた体系的なカリキュラムを実践しています。1年生の学齢期から思春期にさしかかる8年生までの8年間をひとまとまりと考え、リズムある生活の中で健やかな身体をつくり、日々の授業で学習の基礎を固めます。9年生から12年生までの4年間は「高等部」と呼び、より高度で専門的な学習へと移行します。感覚を使い心を動かす学びの体験シュタイナー学園では、1年生の頃からさまざまな感覚を使い、体験を重視する授業を行っています。美しい色に彩られた教室で、日々の学びに歌があふれる環境、小さな頃から美しいものにたくさん触れることで「美しい」と感じる心が自然と育まれます。日々の学びが心を動かす体験となり、生き生きとした知識が身につきます。“あたま”と“こころ”と“からだ”の調和を目指す授業は、子どもの「生きる力」を育てます。実学や体験を重視したカリキュラムは、最近注目されている「アクティブラーニング」の先駆けとも言えるでしょう。ほんとうの「自由」を獲得するためにシュタイナー学園が目指すものに「自由への教育」があげられます。ほんとうの意味で「自由な人間」を育てるために、シュタイナー学園では子ども達の基盤となる生活や環境を大切に考えています。また初等部では評価を行わないなど、自尊心や自己肯定感を育てる取り組みをしています。しっかりと守り育てられた子どもたちは、自ら考え、自ら感じ、自らの意志で行動することができるようになります。内なる羅針盤を持ち、自分の足で力強く人生を歩んでいける人を育てます。子どもを中心に教員と保護者でささえる学校1987年に新宿で小さなフリースクールとして始まった頃から現在まで、皆でより良い学校を作っていくコミュニティであることは変わりません。学校法人である現在、保護者の関わり方は子どもたちの親として教育を支えることであったり理事・職員として学校運営に直接関与したりと様々な関わり方があります。また、教員一人一人がリーダーであり、責任者であるという意識で教育にも運営にも臨んでいます。【学校法人 シュタイナー学園】初等部・中等部〒252-0187 神奈川県相模原市緑区名倉2805-1TEL.042-686-6011高等部〒252-0183 神奈川県相模原市緑区吉野407TEL.042-687-5510

ルドルフ・シュタイナーの人間観と教育観

シュタイナー学園の教育は、ドイツを中心に活躍した思想家ルドルフ・シュタイナー(1861~1925)の理念に基づいています。人間存在の中に、成長しつづける意志と叡智が潜んでいることを洞察したシュタイナーは、学校教育によって、自覚的に自らを成長させつつ、社会に寄与しようとする人間の育成を目指しました。その教育の主な特色は、7年ごとの周期で捉える子どもの成長過程に合わせた、芸術的かつ体系だったカリキュラム 、知性、感情、意志を総動員し、愛をもって世界と人間の本質を学び取る授業形成、などです。20世紀初めに最初のシュタイナー学校(自由ヴァルドルフ学校)がドイツに生まれて以来、学校数は増え続け、2012年には全世界で1000校を越えました。シュタイナー学園は、拡がりゆくシュタイナー学校の輪の中で、国際的なつながりを持ちながら活動しています。