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ノートの色見本チップは捨てないで!

エポックノートをご注文いただいたことのある方ならおわかりになると思いますが、精巧堂ストア(秋田精巧堂)では、ノートをお送りする際、包み紙の上に受注票と表紙の色見本チップを貼り付けています。受注票は、作成中にミスが生じないようにするため、工程の最初から最後まで、ずっとノートに添えられているもので、担当者は、この受注票に従って作業を進めていきます。全工程の最後、包装の段階で最終のチェックを行うと、包んだノートの上に受注票を貼り、そのとなりに表紙のチップを貼って完成となります。エポックノートを受け取ったお客様のほうでも、ご注文が複数ある場合、この受注票とチップで、どのノートなのかをすぐに判別できるという利点があります。ところで、ノートの包みを開封したあと、受注票とチップはどうされていますか?もちろん、大切なのはノートのほうなので、その他のものは捨てていただいてもかまわないのですが、表紙のチップを保管しておくと、再注文のときに少し便利になるかもしれません。精巧堂ストアのサイトでは、エポックノートを大きさと色で商品を分けています。おおよその色味は、商品ページの写真をご覧いただくと確認することができますが、どうしても実際の色とは違った表示になってしまいます。表紙のチップに色の名前を書いておくと、注文したことのあるものなら、正確な色を確認することができます。とくに、共同でノートを購入したりして、手元にノートの現物が無いときには、色の確認に便利です。また、精巧堂ストアに掲載していない色についても、ご要望に応じてご注文をお受けしておりますので、次回ご注文の際に色の名前をお知らせいただくと、こちらでも作業をスムーズに進めることができます。学校など、何種類ものノートを大量にご購入いただいているお客さまには、表紙のチップを貼り付けて一覧にしたシートをお送りしているのですが、このシートは作成にかなり時間がかかるため、ご希望の方全員にお届けするのは難しいというのが現状です。精巧堂ストア(秋田精巧堂)では、お客さまのご要望にできるだけお応えできるよう努めてまいります。ご質問やご要望は、ストアトップページのメニューにある「お問い合わせ」からお送りください。お待ちしております。お問い合わせページ

水彩画用紙の「おもて」「うら」

精巧堂ストアで販売している水彩画用紙について、これまでに何度か「購入した画用紙のおもて面はどちらですか?」というご質問をいただいたことがあります。 どの紙にもおもて面とうら面がありますが、一般的には「おもて面はなめらかで、うら面はざらつきがある」といわれています。ですが、その違いはほんのわずかです。ただ、水彩画用紙の場合は、そのわずかな違いが描画に影響を与えるのかもしれません。 水彩画用紙は、ご希望のサイズに合わせて全判の大きな用紙を裁断していきます。全判の用紙は包まれた状態で入荷しますが、用紙名などのラベルが正しく見える面がおもて面になっています。包みを開いて裁断し、それを梱包するまで、紙の表裏がひっくり返ることはありません。裁断した用紙は、ふたたび包んで発送します。お届けする水彩画用紙の包みは、上部でテープどめしています。通常は、その面から包みを開くと思いますので、そうしてあらわれた面がおもて面になります。 水彩画用紙やエポックノートなどについて、ご不明な点やご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。 【お問い合わせはこちらから】

エポックノートの余り紙でスケッチブックづくり

以前、エポックノートの表紙を断裁したときに出る余り紙についてご紹介しました。その時は、表紙の用紙についてでしたが、今回は中身の用紙のお話です。 エポックノートの中身には3種類の用紙を使用しています。・画用紙(ザラ)・ケント紙(ツル)・マーメイド紙この中で最も多く使用するのが画用紙です。中身の用紙は、1冊につき8枚の余り紙が出るため、表紙よりも速いペースで余り紙がたまっていきます。 画用紙なので、再利用法としてすぐに頭に浮かんだのはスケッチブックでした。写真のスケッチブックは何年か前に作成したものです。その時は支援学校の生徒さんが実習に来ていましたので、実習作業の一つとして作成を手伝っていただきました。 製作工程は、余り紙30枚を表紙(こちらはエポックノートの表紙の余り紙)と板紙ではさみ、背に製本のりを塗って、メモ帳のように1枚ずつはがせる加工を施します。その後、製本テープを貼り、最後に三方を断裁して完成です。実習生には、製本テープを貼る工程を担当していただきました。一冊ずつ丁寧に仕上げてくださり、とてもきれいなスケッチブックが完成しました。 私たちはこれまでもエポックノートに限らず、断裁で生まれた余り紙をメモ帳などに加工し、できる限り無駄なく活用してきました。ものづくりの現場では、どうしても余り紙が出てしまいます。しかし、その紙も見方を変えれば、まだまだ使える大切な資源です。これからも、限りある資源を大切にしながら、エポックノートづくりを通して、紙を最後まで活かす工夫を続けていきたいと思います。

ただいま、パワーチャージ中

6月に入り、梅雨の季節となりました。この時期はエポックノートの注文が落ち着く……というよりも、1年の中でもっとも注文が少ない時期です。 2学期が近づく7月に入ると少しずつ注文が増えてくるのですが、毎年6月は売り上げに頭を悩ませる月でもあります。 しかし、こうした注文の少ない期間は、じつは次の新年度に向けた準備を進める絶好の機会なのです。 エポックノートの製作工程はいくつもありますが、その中でもっとも時間がかかるのが、中身の文字や絵を書く用紙に薄紙を挟み込む工程です。これは手作業で行われ、用紙を1枚ずつ交互に揃えながら重ねていきます。数え間違いや折れなどがないよう、細心の注意を払いながら進めなければなりません。 通常であれば、注文をいただいてから作業を始めても、納品までそれほど時間はかかりません。しかし、新年度を迎える2月から4月の繁忙期になると状況は一変します。中身の用紙を丁合(必要な組み合わせで用紙を揃える作業)しながら製作を進めていると、作業途中に次の注文が入り、さらにその次の注文が入る……という状態になります。納品数を上回る勢いで注文が増えていき、まさにオーバーワーク状態となってしまいます。 そのため、繁忙期でもできるだけ安定して作業を進められるよう、閑散期のうちに翌年度に向けた丁合作業を進めておく必要があります。 とはいえ、中身の用紙は、普通判・大判それぞれに縦綴じと横綴じがあり、これだけで4種類あります。さらに学校ごとにカスタマイズされた仕様のものもあるため、実際にはかなりの種類になります。おおよその注文数を予測しながら、それぞれをバランスよく丁合していくのは、なかなか大変な作業です。 これから秋に向けて、次の新年度を見据えながら、用紙の丁合作業を着実に進めていきます。春の繁忙期にしっかりお届けできるよう、エポックノートは、ただいまパワーチャージ中です。

エポックノートの「たて」は何が「たて」なの?

精巧堂ストアでは、商品説明についてできるだけ誤解が生じないよう、わかりやすい表記を心がけています。しかし、作り手にとって当たり前になっている表現が、お客様にはわかりにくい場合もあります。 以前、お客様から「エポックノートの『たて』というのは、どのような状態ですか?」というお問い合わせをいただいたことがありました。 私たちはそれまで、特に疑問を持つことなく、エポックノートの商品説明で「たて」「よこ」と表記していました。ところが改めて考えてみると、「たて」とは何を基準にした表現なのか、意外と曖昧です。 例えば、自分から見て縦長になるように置いた状態を「たて」と考えても、実際に開くときには「よこ」方向に開くことがあります。また、閉じた状態では縦長でも、開くと横長になったりします。 多くの方は、一般的な書籍のような形を直感的に「たて」と理解されるかもしれません。しかし、「もし注文を間違えたら困る」と思って改めて考えはじめると、その基準がはっきりしないことに気づくのではないでしょうか。 こうした経験から、現在の精巧堂ストアでは「たて(長辺綴じ)」「よこ(短辺綴じ)」という表記を採用しています。 実は以前、「たて開き」「よこ開き」と表記していた時期もありました。しかし今度は、「何を基準に『たて開き』と言っているのか」という新たな疑問が生まれます。その結果、より具体的で誤解の少ない「長辺綴じ」「短辺綴じ」という表現に落ち着きました。 それでも、私たちが気づいていないわかりにくさが残っているかもしれません。 精巧堂ストアの商品ページをご覧になっていて、「ここがわかりにくい」「この表現は迷った」という点がありましたら、ぜひお問い合わせからご意見をお寄せください。 いただいたご質問には丁寧にお答えするとともに、今後もよりわかりやすい商品表記を目指して改善を続けてまいります。

エポックノート製作で出る“あまり紙”、どう活かす?

新学期用のエポックノートの納品がひと段落しました。毎年この時期になると、用紙を断裁する際にどうしてもたくさんの“あまり紙”が出てしまいます。以前はそのまま処分していましたが、あまりにも量が多く、「このまま捨ててしまうのはもったいない」と感じるようになりました。そこで、何か有効に活用できる方法はないかと、いろいろ考えています。 まだ「これだ!」という活用法にはたどり着いていませんが、地元でバザーやイベントが開催される際には、あまり紙を量り売りで販売しています。また、中身の用紙(ザラ)を使ってミニスケッチブックを作り、子どもたちに配ったこともありました。 紙ならではの風合いを生かして、もっと面白い使い道があるのではないかと思っています。「こんな活用方法があるよ」というアイデアをご存じの方は、ぜひ教えてください。

みやがわよりこ作『まいまい』発売!

みやがわよりこさんの「色のえほんシリーズ」の3作目『まいまい』が発売になりました。今回のテーマは「青」。「Who am I?」という表紙の問いかけからおはなしは始まります。「私は誰?」――。「まいまい」は、かたつむりの別名ですが、地域によってさまざまな名前で呼ばれています。みやがわさんは、柳田國男の『蝸牛考』で紹介されている、かたつむりの別名と雨の音が結びついたといいます。つぐらめ・たまぐら・なめくじら……呪文のような言葉からさまざまなイメージが生まれていきます。 これまでのシリーズと同じく、『まいまい』は一冊一冊手貼りで作成しています。非木材紙のやわらかで温かい手ざわりと、あふれるような色彩、そして言葉が生みだすリズムをお楽しみください。   ○お求めは、こちらからどうぞ!『まいまい』

春の繁忙期、エポックノートづくりの現場から

毎年2月から4月上旬にかけて、日本各地のシュタイナー学校からご注文をいただき、新学期用のエポックノートを作成しています。この時期は、一年の中でもっとも忙しいノートづくりのシーズンです。 注文数が前年より増えていると、「今年は新入生が多いのかな」と想像してみたり、新しい団体からご連絡をいただくと嬉しい気持ちになります。 しかしその一方で、短期間に大量のノートを仕上げなければならないため、作業は社員総出。丁合や折りなど、普段とは異なる工程も多く、慣れない作業で、いつもとは違う疲れを感じたりもします。 また、作業に関わる人が増えると、どうしてもミスの可能性が高まります。そのため、できる限り慎重にチェックを重ねながら進めていますが、それでも時には不良品が出てしまうことも……。 4月も半ばを過ぎ、ようやくこの繁忙期も落ち着いてきました。 このごろは毎年のように用紙や資材の価格が上がっていますが、シュタイナー教育に欠かせないこのエポックノートを、できるだけ手に取りやすい価格でお届けできるよう、これからも努力を続けてまいります。

オンデマンド版『人生の危機と劇的緊張』発売のお知らせ

以前の記事で、品切れになってしまった本をオンデマンドで増刷する取り組みについてご紹介しましたが、今回、オンデマンド版として『人生の危機と劇的緊張』を刊行することになりました。 オンデマンド出版では、表紙デザインがオリジナルと変わることがあります。とくにハードカバーの本は、同じ仕様をそのまま再現しようとすると、どうしてもコストが大きくなってしまうため、現実的ではないこともあります。ある程度の仕様変更は、やむを得ない部分もあります。 それでも私たちは、表紙は本の大切な一部だと考えています。内容とともに読者の記憶に残るものだからこそ、できるだけ元の雰囲気を大切にしたいと思っています。 精巧堂出版の本はソフトカバーが中心のため、オンデマンドでもオリジナルに近い形で再現することが可能です。基本的には、表紙のデザインはなるべく変えない方針で制作しています。 ただし、特色で印刷していた場合には、CMYKで近い色を作り直すなど、細かな調整が必要になります。また、本文用紙についても、特殊な紙はコストとの兼ね合いから、風合いを大切にしつつ汎用品に置き換えることがあります。 今回の『人生の危機と劇的緊張』は、特色を使用していないため、色味の変化が比較的少なく仕上げることができました。表紙の用紙もオリジナルと同じ物を使用しています。写真の左がオリジナルで、右がオンデマンド版です。 オンデマンドは少部数での制作になるため、どうしても通常の印刷より価格は少し高めになります。それでも、あまりに高額になってしまうと手に取りづらくなってしまいます。 できるだけ手に取りやすい価格で、できるだけオリジナルの雰囲気をそのままに。そんな思いで、一冊一冊ていねいに作っているのが、精巧堂出版のオンデマンド本です。 これからもご要望があれば、著作権者の方々にご連絡を取りながら、大切な本を読者のみなさまへ届けていきたいと思います。   ○お求めは、こちらからどうぞ!『人生の危機と劇的緊張』○増刷のリクエストは、こちらからどうぞ!お問い合わせページ

秋田精巧堂のエポックノート 表紙の色について

秋田精巧堂では、シュタイナー教育を学ぶ子どもたちが使用するエポックノートを製造・販売しています。 ノートの基本的な仕様は、ドイツをはじめとする海外のエポックノートと大きく変わりません。ですが、ひとつ大きな特徴があります。それが表紙の色のバリエーションです。 私たちのエポックノートでは、60種類以上の表紙用紙の中から、教科や学習内容に合わせて、紙質や色を選んでいただくことができます。 海外製のエポックノートは、はっきりとした色合いのものが多く、色の種類も比較的限られています。一方、日本で製造している秋田精巧堂のノートは、中間色のバリエーションがとても豊富です。 タイトルの写真は、用紙のチップを貼り付けたサンプルですが、まるでグラデーションを描くように、微妙に異なる色が連なっています。この「わずかな違い」が、学びの内容や子どもの感性にとって大切なものであると、私たちは考えています。 精巧堂ストアのオンラインサイトでは、実はすべての色を掲載しているわけではありません。その理由のひとつは、ディスプレイ越しでは微妙な色の違いが判別しにくいためです。そのため、比較的色差の大きいものに限定してご紹介しています。 表紙の用紙については、色だけでなく、表面の凹凸感や手触りの違いなど、まだまだお伝えしたいことがたくさんありますが……今回は「色のおはなし」ということで。 また別の機会に、続きをご紹介できたらと思います。

秋田精巧堂の「エポックノート」

秋田精巧堂では、日本全国のシュタイナー学校で使われているエポックノートを製造しています。日本で本格的なシュタイナー教育の学校が開校した時から、私たちは「ノートづくり」という形でシュタイナー教育を応援してきました。 エポックノートは、一見すると「紙を束ねて綴じただけの、シンプルなノート」に見えるかもしれません。しかし、実際の製造にはいくつもの工程があります。用紙の裁断、丁合、綴じ、仕上げに至るまで、いくつもの工程に分かれており、そのひとつひとつに細かな配慮と手作業が欠かせません。 精巧堂ストアのトップページを下へスクロールすると、「エポックノートに想いを込めて」という動画をご覧いただけます。こちらの動画では、実際のノートづくりの様子を、かなり簡略化した形ではありますがご紹介しています。紙がノートへと姿を変えていく過程や、手作業ならではの雰囲気を感じていただける内容になっていますので、ぜひ一度ご覧ください。 今回は全体の流れをお伝えするにとどまりましたが、各工程の詳しい作業内容や、私たちが大切にしているポイントについては、また別の機会にあらためてご紹介できればと思っています。これからも秋田精巧堂は、エポックノートづくりを通して、学びの現場を静かに、そして力強く応援し続けていきます。 動画「エポックノートに想いを込めて」

余り紙から生まれた切り紙細工

かわいいサンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーの切り紙細工。あたたかみのあるこの細工、じつはエポックノートの余り紙から生まれたものです。 秋田精巧堂では、さまざまなサイズ・紙質のエポックノートを製造・販売しています。なかでも表紙のバリエーションは豊富で、色や質感の違いによって70種類以上のラインナップがあります。 表紙に使用する用紙は、四六判などの大きなサイズで仕入れたものを、大判や普通判といった規格サイズに断裁して使います。その工程で、どうしても規格に収まらない余りの部分が出てしまいます。サイズはおおよそB5判ほど。決して小さくはありません。 とくにシュタイナー学校からの注文が重なる時期には、この余り紙が大量に発生します。以前は、この部分をそのまま捨てていました。 しかし、ある日ふと「この紙、何かに使えないだろうか」と思ったのです。毎日見慣れている私たちにとっては“捨てる部分”でも、これだけの大きさがあれば、別の使い道があるのではないか。そう考えるようになりました。 とはいえ、すぐに良い活用方法が思いついたわけではありません。そこで試しに、地域のバザーなどで余り紙をグラム単位で量り売りしてみることにしました。 実際に販売してみると、用紙を手に取った方からさまざまな反応が返ってきました。なかでも印象的だったのが、幼稚園などで子どもと接する保育士の方の声です。 「この紙を使って、いろいろな工作ができそうですね!」 そんなアイデアとともに、実際に切り紙細工を作ってくださいました。このサンタやトナカイ、クリスマスツリーの作品は、その方が作られたものです。 私たちはどうしても、印刷や製本といった“紙の使い方”に目が向きがちです。けれど、まったく異なる立場や仕事の方の視点からは、私たちでは思いつかないような新しい使い道が生まれます。 余り紙から生まれた切り紙細工。これからも、紙の可能性を広げるきっかけを大切にしていきたいと思います。

オンデマンド出版への取り組み──必要とする人に、必要な本を届けるために

精巧堂ストアでは、「良い本を必要とする人に届けたい」という思いを大切にしています。その中でも特に力を入れているのが、シュタイナー関連書籍の取り扱いです。一般的に見ればニーズが多いジャンルではありませんが、シュタイナーを学ぶ方、シュタイナー教育を深めたい方にとっては、どれもが貴重な一冊です。 ◆ 自費出版が多いという現実精巧堂ストアで取り扱っているシュタイナー関連書籍の多くは、著者や有志の方々による自費出版です。一冊の本を出版するには、想像以上に多くの時間と費用がかかります。そのため、品切れになってしまっても、個人では増刷に必要な資金を用意できないケースが少なくありません。しかし、読みたいと思っている方がいるにもかかわらず、その本が手に入らないという状況は、あまりにも残念なことです。書籍の内容が必要とされている限り、できるだけ多くの方の手に届く形にしていきたい――私たちの取り組みは、そんな思いから始まりました。 ◆ 金銭的ハードルをなくすための「オンデマンド出版」そこで秋田精巧堂では、金銭面でのハードルを取り除くためにオンデマンド増刷に取り組んでいます。特に、増刷にかかる費用は秋田精巧堂が負担することで、著者や関係者の経済的負担をなくし、必要な本を必要なときに提供できる仕組みを整えています。これまでに、・ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー・子どもの魂の健康といった書籍をオンデマンドで増刷し、多くのお客様から好評をいただいています。 ◆ お客様の声が、次の一冊を生むオンデマンド出版は、必要とされている本を確実に届けるための方法です。これからも、お客様が求める書籍を増刷していくために、ぜひリクエストをお寄せください。私たちは、貴重な知識や学びの書籍を、未来へつなぐ架け橋でありたいと考えています。 ○増刷のリクエストは、こちらからどうぞ!お問い合わせページ ○ご紹介した書籍のお求めは、こちらからどうぞ!・ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー・子どもの魂の健康

光と色彩が響きあう──あたたかな手ざわりの水彩画用紙

私たちは、シュタイナー教育の学校や小規模な学びの場で活動している方に、ぬらし絵でも安心して描ける水彩画用紙を長年提供してきました。精巧堂ストアの旧サイトでは取り扱いしていましたが、このたび、こちらの新サイトでもお買い求めいただけるようになりました。この水彩画用紙は、ほんのりうすいクリーム色で、生成りを感じさせるやさしい色味が特徴です。しっかりとした厚みとやわらかな凹凸を持ち、絵の具のにじみや重なりを豊かに受けとめてくれます。水を含んだ筆が紙の上をゆっくりと動くと、絵の具が呼吸するように広がり、思いがけない色の表情が生まれます。シュタイナー教育で大切にされている「色の体験」や、呼吸するような描画にもぴったりです。赤・青・黄といった純粋な色をゆっくりとにじませる「ぬらし絵」では、光と色の関係を体験として感じ取ることができます。色が混ざり合いながら生まれる中間色の美しさや、明るさと陰の調和を、子ども自身の感覚で見つけていく過程をやさしく支えてくれます。子どもたちが自由に色を感じ取り、動きやリズムを表現するときも、紙のやわらかな質感がその感性をそっと受けとめてくれます。ほどよい厚みがあるため波打ちが少なく、ぬらした紙にも安定感があります。淡い透明水彩から、重ね塗りの深いトーンまで、美しく発色してくれるのも魅力です。また、この厚みは作品として長く残すのにも安心です。授業の記録として、また家庭での創作アルバムとしても、美しい思い出をとどめることができます。一枚一枚に、手を動かす喜びが宿る――そんな水彩画用紙です。季節の自然を描いたり、フォルメンの色の流れを探ったり、授業や家庭での創作時間にぜひお使いください。   ○販売ページ水彩画用紙 – 精巧堂ストア

黒の世界に描く──新しい表現に想像がふくらむ

表紙も本紙も、すべてが黒。深いマットブラックに包まれたこのノートは、ただの筆記具ではなく、“描くためのキャンバス”です。本紙には、ベルベットのようにやわらかな手触りと、ほどよいざらつきが特徴のラシャ紙を使用しています。クレヨンや色鉛筆、不透明サインペンが心地よく紙にのります。   ■ さまざまな画材で楽しむ・クレヨン画や色鉛筆画に。黒地が色を引き立てます。・ポスカやゲルインクペンで描けば、発色の美しさが際立ちます。・コンテを使えば、黒板アートのような柔らかなタッチも表現可能。・スクラップブックのように写真や切り抜きを貼っても、深い黒が素材をきわ立たせます。 ■ 黒に描く、光の表現黒い紙に普通の黒鉛筆を使用すると、描いた部分が銀色に反射して浮かび上がるように見えます。光のあたり方によって濃淡や線の表情が変化し、金属板に描いたような繊細で味わいのある風合いに。思いがけない“光の絵”が現れるのも、このノートならではの楽しみです。 ■ 星空の観察やフォルメン線描にもこのノートは、シュタイナー学校の授業で使用されているエポックノートと同じ仕様になっています。授業で月や星などの天体の運行を観察したり、雪の結晶を描いたりするのにもぴったりです。また、フォルメンを描く際にも、黒板に描くような感覚を体感することができます。 ■ あなたの創作を、黒で包む描く、貼る、書く──。どんな使い方でも、黒がすべてを受け止め、際立たせてくれます。アイデアスケッチにも、アートワークにも、思考の記録にも。黒のノートで、あなたの表現を“光と影の世界”に広げてみませんか? ○販売ページエポックノート《黒》 普通判 – 精巧堂ストア

学校法人 シュタイナー学園

神奈川県にある「学校法人 シュタイナー学園」をご紹介します。自ら考え、自ら感じ、自らの意志で行動できる人、どんな時代でも自分らしく歩んでいける「生きる力」を持った人を育てます。私たちシュタイナー学園は、自然豊かな藤野の地で、ルドルフ・シュタイナーの教育理念に基づき、子どもの成長・発達に合わせた小中高12年間一貫の芸術性豊かなカリキュラムにより、“あたま”と“こころ”と“からだ”のバランスのとれた、どんな時代・どんな環境においても、自分の人生を、自分らしく生きていける、ほんとうの意味で自立した「自由な人間」を育てることを目指しています。発達段階に合わせた12年間一貫教育シュタイナー学園では、12年間にわたる小中高一貫教育を行っています。シュタイナー教育独自の人間観に基づき、学年ごとの子どもの発達段階に合わせた体系的なカリキュラムを実践しています。1年生の学齢期から思春期にさしかかる8年生までの8年間をひとまとまりと考え、リズムある生活の中で健やかな身体をつくり、日々の授業で学習の基礎を固めます。9年生から12年生までの4年間は「高等部」と呼び、より高度で専門的な学習へと移行します。感覚を使い心を動かす学びの体験シュタイナー学園では、1年生の頃からさまざまな感覚を使い、体験を重視する授業を行っています。美しい色に彩られた教室で、日々の学びに歌があふれる環境、小さな頃から美しいものにたくさん触れることで「美しい」と感じる心が自然と育まれます。日々の学びが心を動かす体験となり、生き生きとした知識が身につきます。“あたま”と“こころ”と“からだ”の調和を目指す授業は、子どもの「生きる力」を育てます。実学や体験を重視したカリキュラムは、最近注目されている「アクティブラーニング」の先駆けとも言えるでしょう。ほんとうの「自由」を獲得するためにシュタイナー学園が目指すものに「自由への教育」があげられます。ほんとうの意味で「自由な人間」を育てるために、シュタイナー学園では子ども達の基盤となる生活や環境を大切に考えています。また初等部では評価を行わないなど、自尊心や自己肯定感を育てる取り組みをしています。しっかりと守り育てられた子どもたちは、自ら考え、自ら感じ、自らの意志で行動することができるようになります。内なる羅針盤を持ち、自分の足で力強く人生を歩んでいける人を育てます。子どもを中心に教員と保護者でささえる学校1987年に新宿で小さなフリースクールとして始まった頃から現在まで、皆でより良い学校を作っていくコミュニティであることは変わりません。学校法人である現在、保護者の関わり方は子どもたちの親として教育を支えることであったり理事・職員として学校運営に直接関与したりと様々な関わり方があります。また、教員一人一人がリーダーであり、責任者であるという意識で教育にも運営にも臨んでいます。【学校法人 シュタイナー学園】初等部・中等部〒252-0187 神奈川県相模原市緑区名倉2805-1TEL.042-686-6011高等部〒252-0183 神奈川県相模原市緑区吉野407TEL.042-687-5510