ショッピングカート

カートは空です

ショッピングを続ける

精巧堂ストア

越谷達之助 歌曲集 桐の花 全13曲

¥2,547
36年ぶりの完全復刻版!

著者: 越谷 達之助
■出版社名: 越谷達之助記念会

 【商品紹介】
完全復刻版で36年ぶりに再発行!

 北原白秋の新傾向の処女歌集「桐の花」は、彼の26才の時、既に主要作品が構成されていて、29才の大正2年1月に公刊され世に問われた作品である。その公刊の3年前、丁度この歌作の頃の白秋は、その生涯の中で最も芸術活動が旺盛で、その才華も多彩絢爛を極めていた開花時代であった。(明治42年~44年、白秋25才~27才)だから、彼のこの最初の歌集「桐の花」も、彼の個性やロマン的情熱が最も強烈に具現され、自由奔放な若い精神にゆれていたと言っても過言ではないだろう。
               (北原白秋と「桐の花」についてより 抜粋)

(レコメンド)
越谷達之助氏(1909-1982)の本楽譜は(長きに渡り)絶版でありましたが、今回ご自身の出身校東京芸術大学をはじめ教え子の方々の心意気で完全復刻いたしました。すばらしいお仕事感謝します。よかったです!
越谷氏は、昭和13年オペラ歌手の三浦環に捧げた「初恋」(詩:石川啄木の短歌『砂山の砂に腹這い 初恋の いたみを遠く思い出ずる日』)の作曲者としてとても有名です。また氏は「桐の樹には、桃の花を…」ではなく「桐の花を咲かしめよ」とよく言われたと聞いています。ご本人が記した文章を少し添え、お伝えして、レコメンドと致します。
『私の選んだこの主情主義的な素材なり、又その歌曲としての描き方が、余りにも白秋に同調しすぎて耽美的、感傷的であるかも知れない。がしかし、人間生涯の感情生活には、断続して耽美、感傷という青春の心理状態が起り、また誰しも生理上にその季節がある事を私は体験上知っている。どうかこの曲集の演奏者も聴き手の方々も、自分の置かれた白秋と異次元の年代、時代相からこれを冷やかに見くらべることなく、一応白秋に同調して自分を位置づけした時点で、共に耽溺して味わってみて頂きたいと思うのである。そうすれば、時代の様相は変っていても、いつかこのような年代を踏んだ事に誰しもが気づき、また末だ枯渇しない情感の芳醇な人は、必らずこれを受け容れ共感してくれることを信じて、私は「歌曲集・桐の花」を公刊した次第である。』
                    レコメンド 精巧堂出版 越中 奉

【登録情報】
版型:A4判(210×297mm) 54頁
発行日:1980/05/31 初版発行
2017/01/08 第二刷発行

【目次】
1.春愁(白き霧台1 より)
2.お岩稲荷にゆきて(哀傷篇3 より)
3.花園の別れ 2首(哀傷篇1 より)
4.春の名残(銀笛哀幕調4 より)
5.寂しきどち(春を待つ間5 より)
6.浅き浮名(薄明の時3 より)
7.胡椒[こしょう](秋思五章4 より)
8.囚人[めしゅうど](哀傷篇2 より)
9.雨(薄明の時3 より)
10.夕ぐれ(雨のあとさき2 より)
11.母の伝えらく(哀傷篇4 より)
12.夜ふけて(哀傷篇4 より)
13.踊子(薄明の時2 より)

越谷達之助 歌曲集 桐の花 全13曲

¥2,547