大曲の花火を見上げる群衆を浮世風に表現しながら、江戸時代に発刊された「今様職人尽百人一首」に記されている和歌をデザインの要素に。
裏が白くなりすぎないよう、染めに近い手捺染を採用。
《本歌》
源宗于朝臣
山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば
【はなび師】
花火とは 夏ぞせはしさまさりける 人皆うさをはらすと思へば
(現代訳)
花火はいつも忙しいが、とりわけ夏がせわしいものだ。みんなが花火で憂さを晴らすと思うと。
【サイズ】
約350×900mm
【生地】
岡
【加工】
手捺染