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空間・反空間のなかの植物
■著者: ジョージ・アダムス オリーヴ・ウィチャー
■翻訳: 石井秀治
■出版社名: 耕文舎
【商品紹介】
原植物に関するゲーテの主張に対してシラーは反論します。《それは経験ではありません。ひとつの理念であるにすぎません》その反論に対してゲーテは答えます。《私が自分でも知らぬうちにひとつの理念を持っていたということ、もかも私がそれを眼で見ていることは、とても嬉しいことです。》
本書は、植物に関するゲーテの観察方法に基づきながら、そこに射影幾何学的観点を導入した新しい科学的アプローチの記録です。
とてもアカデミックな内容です。
「読む」というより「学んで」みたくなりました。
手に取っただけですので、空間、反空間とは何か、まだ分かりません。しかし「植物」がテーマですから、物質空間⇔エーテル空間のとらえ方が深まるでしょう。深い部分で、オイリュトミーの参考になるかもしれません。(すみません不勉強で。)
また、原作者の著書に『エーテル空間』(石井秀治氏訳)があり、参考になりそうです。
とにかく、図版がたくさんありますし、巻末には20枚の植物のカラー図版が掲載されています。
レコメンド 精巧堂出版 越中 奉
【登録情報】
版型:B5判(257×182mm)・270頁
発行日:2013年冬
ISBN:978-4-7565-0122-6
【目次】
1 シュートの身振り
2 原空間形態
近代幾何学と、空間の対極的形態
3 物質空間とエーテル空間
HELIOPLASTIK(エーテル的-彫塑的に作用する太陽空間の幾何学)
4 シュートのエーテル空間
5 放射能形態形成と周縁的形態形成
葉-空間の彫塑的形態
6 根とシュート
レムニスカーテ的な空間形成
7 花の世界
Anmerkungen
彩色図版
参考資料
空間・反空間のなかの植物