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IAO(イーアーオー)

¥2,037

~人間の魂を代表する3つの響き~
■著者: ミヒャエル・デーブス 藤井馨子
翻訳: 香川 裕子
出版社名: ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー

【商品紹介】
IAOは(アイ・エイ・オーではなく)イー・アー・オーと話される母音のことです。幸田露伴が「音幻論」の中で心からの母音が、こだわりなく停まらずに喉の奥から発せられた時「あ」という母音は…「え」という母音は…「い」という母音のは…そして「お」という母音…また「う」という母音は…のような姿形を伴って「心の中に」「外側へも」意味をもって現れる出る…(いいかげんでごめんなさい)というような文を書いています。
「い・あ・お」すてきな動き。朝おきたり、夜ねむるとき、つかれた時、この仕草をくり返してごらんなさい。すてきな魔法の響きが、心の奥底から湧き出て来ます。実は、私、今お年寄り=「母」たちのところへ行ってですが「さあ《いあお》をね」と一緒に動いています。
さあ、この私が大好きな母音の「いあお」のことが書いている本が発売されました。手にしてみて下さい。
デーブス氏はドイツで、プリースター(キリスト者共同体の司祭)でありますし(理系、哲学系も修め)、幅広くアカデミックな教師の仕事もなさっています。

【登録情報】
講演者:ミヒャエル・デーブス
版型:A5判 105頁
発売日:2015/7/25
ISBN:978-4-904082-32-4

【目次】
刊行によせて

ミヒャエル・デーブス氏講演
IAO~キリストの覆いとしての驚嘆、共感、良心~

第一部 キリストの秘密
 死を体験した唯一の神キリスト
 ルチファーの特別さとキリストの普通さ
 ルチファー的な憧れから道を踏み出すこと
 キリストの地上的な道と受肉
 キリストの器としての理想的な人間
 一人の人間になった二人のイエス
 血の秘密
 キリストの覆いを創ることに呼ばれる人間
 グループ・ワーク

第二部 良心について
 二つの自我の体験
 第2七年期の良心―権威による道徳性
 第3七年期の良心―内的な権威
 意志に訴える個的な良心
 本来の道徳性としての自己同一性

第三部 キリストの覆いとしての驚嘆・共感・良心
 共に苦しむという意味での共感
 驚嘆
 三つの関係性に逆行する現代の方向性
 驚嘆・共感・良心とIAO
 イエスになる道
 キリスト以前のI-O-A
 キリスト以後の世界におけるIAO
 世界・隣人・自分とのキリスト的関係
 西からの叡智の流れとキリストの再臨
 キリストの顔における驚嘆・共感・良心

質疑応答
 道徳性と第五エーテルについて
 道徳性を強める行 - 振り返リ

オイリュトミーのIAOについて~その響きの起源と本質~
―藤井馨子

1.オイリュトミーの練習としてのIAO
  1-1.ローリー・シュミッツヘの課題
  1-2.I、A、Oの響きの性質、作用、所作の練習
  1-3.オイリュトミー療法のIAO
  1-4.魂の三つの働きとの関連
  1-5.IAOの練習のヴァリエーション

2.I、A、Oにおける色の体験

3.オイリュトミーの前段階―エソテリックシューレ
  3-1.朝の練習
  3-2.晩の練習
  3-3.自分の中のキリストの作用を感じる練習

4.I、A、Oの並びのヴァリエーション
  4-1.AOI
  4-2.IOA
  4-3.AIO

5.オイリュトミー作品中のIAO
  5-1.ゲーテ「神性(Das Gottliche)」
  5-2.ルドルフ・シュタイナー「礎石のことば」

6.結び

訳者あとがき

IAO(イーアーオー)

¥2,037